お花見の雑学まとめ|桜がもっと好きになる!春の面白豆知識集

理学療法士監修の満開の桜の下でお花見をしているイラスト。
お花見の雑学まとめ|桜がもっと好きになる!春の面白豆知識集

お花見の雑学まとめ|桜の下で話したくなる!春の豆知識

春といえばお花見。満開の桜を眺めるのは日本の定番ですが、実は私たちが愛でている桜には、意外すぎる秘密がたくさん隠されています。今回は、家族や友人にちょっと自慢したくなるような、お花見がもっと楽しくなる雑学をカード形式でお届けします。

子ども向け|さくらの不思議なパワー

桜の木は「みんな双子」って本当?

日本中で一番たくさん咲いている「ソメイヨシノ」という桜。実は、これらは全部「接ぎ木(つぎき)」で増やされたクローンなんです。つまり、日本中のソメイヨシノは、もともとはたった1本の木から分かれた「多すぎる双子」のようなもの。だから、同じ地域の桜は一斉に咲いて、一斉に散るんですよ。

三色団子の「色」には意味がある!

お花見に欠かせない三色団子。ピンクは「春の桜」、白は「冬の雪(または白酒)」、緑は「夏のヨモギ」を表しています。あれ?「秋」がありませんね。これには「秋がない(飽きがこない)」という意味が込められています。ダジャレでおいしさを保証しているんですね!

桜の精霊「サクラ」の正体

昔の人は、桜の木には「サ」という田んぼの神様がいて、「クラ」という神様が座る場所があると考えていました。だから「サ・クラ」なんです。お花見はもともと、お酒を飲んでどんちゃん騒ぎするためではなく、神様と一緒にごはんを食べて、その年の豊作をお願いする大切な儀式だったんですよ。

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昔のお花見は「梅」が主役だった

奈良時代の人たちにとって、「お花見」といえば桜ではなく「梅」のことでした。中国から伝わったばかりの梅は、当時の貴族にとって最先端のおしゃれな花だったんです。平安時代になって、ようやく桜が「日本の花だ!」と注目され、今のスタイルになりました。

「花より団子」の本当の凄さ

江戸時代のお花見は、まさに現代以上のグルメイベントでした。江戸っ子たちは、お花見用のお弁当に今の価値でおよそ数万円(!)もかけることがあったとか。桜を見るのはそこそこに、自慢のお弁当を見せびらかして食べるのが「粋(いき)」だったようです。まさに元祖・SNS映え競争ですね。

ソメイヨシノに「サクランボ」が実らない理由

お花見の主役、ソメイヨシノ。花が終わったあとに赤い実(サクランボ)がついているのを見たことがありませんか?実はあれ、食べても全然おいしくありません。ソメイヨシノは観賞用に特化した「クローン」なので、おいしい実を作るエネルギーをすべて「花の美しさ」に全振りしてしまった、美の追求者なんです。

「桜前線」を決める標準木(ひょうじゅんぼく)

「開花宣言」が出るのは、気象台が指定した「標準木」に5〜6輪の花が咲いたときです。ちなみに東京の標準木は、靖国神社にあります。この1本の木の咲き具合で、日本の春のニュースが決まってしまうという、非常にプレッシャーの大きい木なんです。

桜の花びらは実は「ほぼ白」?

遠くから見るとピンク色に見える桜ですが、近くで1枚の花びらをじっくり見ると、実はほとんど白色です。ピンクに見えるのは、光が花びらの層で乱反射したり、つぼみやガクの赤色が透けて見えたりする「視覚のマジック」。私たちの目は、桜の演出にまんまと騙されているわけですね。

「夜桜」が美しく見えるのは、視細胞のせい?

夜の桜が幻想的に白く浮かび上がって見えるのは、人間の目の「桿体(かんたい)細胞」が働くからです。この細胞は暗い場所で形を捉えるのが得意ですが、色は判別できません。そのため、夜桜は色を失う代わりに、光り輝くような「白」として私たちの目に焼き付くのです。自然界が用意した、夜限定のモノクロ映画のようですね。

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桜の葉っぱには「毒(?)」がある

桜の葉っぱには「クマリン」という成分が含まれています。これが桜餅のあの独特の良い香りの正体なのですが、実は他の植物の成長を邪魔する効果があります。桜が散った後に、自分の根元に他の草が生えてこないように「自分専用のスペース」を確保するための、意外と独占欲強めな戦略なんです。

世界最大の「桜のパレード」はアメリカにある

日本を代表する花ですが、世界で一番盛大な桜のパレードが行われているのは、実はアメリカのワシントンD.C.です。明治時代に日本から贈られた桜がきっかけで始まった「全米桜祭り」は、毎年150万人以上が集まる超巨大イベント。もはや桜を通じた世界規模のパーティーになっています。

お花見の「ブルーシート」の謎

お花見といえばブルーシートですが、あれが普及したのは1990年代頃からと言われています。それ以前は「ござ」や「むしろ」が一般的でした。なぜ青いのか? という問いに対し、メーカー側は「空の色に合うから」「一番安くて丈夫だから」と答えていますが、実は「食べ物が一番おいしくなさそうに見える色なので、酔っ払いが長居しすぎない」という都市伝説まであります。

桜吹雪の「時速」はどれくらい?

桜の花びらが舞い落ちる速度は、風がない状態で「秒速5センチメートル」と言われています。これ、実は時速に直すと「約0.18km」。カタツムリよりは速いですが、歩く人間よりもずっとずっとゆっくりです。あの儚げなスピードは、計算され尽くした癒やしのテンポなんですね。

秀吉が開いた「伝説の豪華お花見」がえげつない

天下人・豊臣秀吉が行った「醍醐の花見」。この日のために、なんと700本もの桜を移植させ、1300人もの招待客全員に、途中で2回も着替えをさせてファッションショーを楽しんだと言われています。現代の豪華パーティーも真っ青な、史上最強の「見せびらかしお花見」でした。

お花見は「首のトレーニング」になる?

満開の桜を見上げるとき、私たちは無意識に首の後ろの筋肉(後頭下筋群など)を使っています。ずっと上を見ていると疲れますが、これは普段のデスクワークで「下ばかり向いている」ことへのカウンター運動になります。お花見は、現代人の「スマホ首」を癒やすための、最高のリハビリテーションなんです。

「お花見ポリス」の存在?

江戸時代、お花見があまりに盛り上がりすぎて喧嘩や騒ぎが増えたため、幕府は「お花見の場での喧嘩禁止」はもちろん、「派手な仮装をしてはいけない」というルールを作ったことがあります。お花見でのコスプレ禁止令が出ていたなんて、昔から日本人のハジケっぷりは変わらないようです。

宇宙へ行った「宇宙桜」の超成長

2008年、日本の桜の種が宇宙ステーションへ旅立ち、地球に帰還して植えられました。すると、本来なら花が咲くまで10年かかる種類の桜が、なんとわずか4年で開花!さらに、花びらの数が5枚のはずが6枚になったりと、宇宙の刺激でちょっとだけ「せっかち」で「個性的」な性格になって帰ってきたそうです。

桜の木の下で「お昼寝」が気持ちいい理由

桜の香りには「フィトンチッド」という成分が含まれており、これにはリラックス効果や興奮を鎮める効果があります。桜の下にいるだけでなんだか穏やかな気持ちになるのは、お酒のせいだけではなく、桜が天然の「アロマテラピー」を噴射して、私たちを癒やしてくれているからなんですよ。

お花見は、ゆっくり歩いて季節を感じる最高の「リハビリ」でもあります。 理学療法士監修の自主トレで体を整えて、満開の桜を見に出かけましょう! (※三色団子の「秋がない」の由来、お団子を食べる時の言い訳にぜひ使ってください!)

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