田中希実の著書は?読書や父親・大学・高校・プロフィールに陸上経歴を調査
田中希実の著書と読書好きの原点を紹介
陸上女子1500m・5000mを中心に活躍する田中希実選手は、2026年3月26日に初の著書希わくばの詩を出版しました。
競技者として知られる一方、幼い頃から本を読むことが好きで、かつては走れる作家を思い描いていた田中選手。長年大切にしてきた言葉への関心が、一冊の著書へとつながっています。
この記事では、希わくばの詩の内容や出版までの背景、読書との関係を中心に、プロフィール、大学・高校などの学歴、陸上経歴、父・田中健智さんとの関係まで、公式情報をもとに紹介します。
1. 田中希実の著書 希わくばの詩とは?253日間の言葉を書籍化
田中希実選手にとって初めての著書となる希わくばの詩は、2026年3月26日に世界文化社から発売されました。
本書の中心となっているのは、2025年1月の全国女子駅伝から9月の東京世界陸上まで、世界各地で競技を続けながら田中選手自身が書き留めていた253日間の記録です。
完成後に振り返って書かれた競技記録だけではなく、その時々に生まれた言葉と、それが生まれた背景や心情を補足する文章によって構成されている点が特徴です。
希わくばの詩の基本情報
著者:田中希実
発売日:2026年3月26日
発行:世界文化社
判型:四六判
ページ数:224ページ
1-1. 初の著書 希わくばの詩を2026年3月26日に発売
田中希実選手のオフィシャルサイトでは、2026年2月に自身初となる著書を3月26日に発売することが発表されました。
書名の希わくばの詩は、読み方をねがわくばのうたとします。
田中選手はこれまで陸上競技だけでなく、自身のInstagramなどを通して文章でも思いや考えを発信してきました。今回の出版では、それまで一般には公開されていなかった自身のために書き続けてきた記録も一冊にまとめられています。
1-2. 東京世界陸上までの253日間に書き続けた手記
希わくばの詩で軸となっている期間は、2025年1月の全国女子駅伝から同年9月の東京世界陸上までの253日間です。
田中選手は国内だけでなく海外の大会にも出場する競技生活の中で、自分自身と向き合いながら言葉を書き残していました。
出版社の紹介では、競技が思うように進まない時期の葛藤や、コーチを務める父・田中健智さんとのやり取り、走ることそのものへの問いなども扱われています。
単純に大会結果を振り返る本ではなく、競技の最中に田中選手が何を考えていたのかを本人の言葉からたどれる内容となっています。
1-3. 競技中に生まれた言葉と当時の心情を一冊に
本書では、田中選手がリアルタイムで書き留めていた言葉に加え、その言葉が生まれた背景や当時の心情を補う文章も収録されています。
後から競技人生全体を振り返る一般的な自伝とは異なり、その瞬間に書かれた記録がベースになっていることが、希わくばの詩を理解するうえで大切なポイントです。
田中選手が以前から読書や文章を書くことに親しんできたことを知ると、陸上選手として初めて本を出版した背景も見えてきます。読書との関係については、次のセクションで詳しく紹介します。
1-4. 出版後にはトークイベントも開催
発売日の2026年3月26日には、ジュンク堂書店池袋本店でトーク&書籍お渡し会が開催されました。
田中選手自身が著書について語る機会となり、本の装画を担当した橘春香さんも登場しています。
競技活動を続けながら、自分の内面を言葉として残してきた田中選手。希わくばの詩は、その言葉を初めて一冊の著書という形でまとめた作品です。
2. 田中希実はなぜ読書好き?走れる作家を夢見た文学少女時代
田中希実選手は、陸上競技だけでなく幼い頃から本を読むことが好きだったと本人へのインタビューなどで明かしています。
小学生の頃には、走ることと同じくらい読書や物語の世界に親しみ、将来について走れる作家という姿を思い描いていた時期もありました。
2026年に初の著書を出版した背景を知るうえでも、田中選手と読書、そして文章を書くこととの関係は重要なポイントです。
2-1. 小学生の頃から本を読むことが好きだった
田中希実選手は子どもの頃から読書に親しみ、本を読む時間を楽しみにしていたことが複数のインタビューで紹介されています。
幼少期について語ったインタビューでは、学校から帰った後に本を読むことを楽しみにしており、早く家に帰って本を読みたいという思いから走って帰ることもあったと振り返っています。
現在は中長距離ランナーとして知られる田中選手ですが、幼い頃から走ることだけに夢中だったわけではありません。本を読み、物語や言葉に触れる時間も身近な存在でした。
2-2. 子どもの頃は走れる作家になることを夢見ていた
読書好きだった田中希実選手は、子どもの頃に走れる作家になりたいと考えていた時期がありました。
競技者として結果を残すようになる前から、走ることと本や文章の両方が田中選手の身近にあったことが分かります。
その後は陸上競技の道を進みましたが、文章への関心がなくなったわけではありません。自身の思いや競技を通じて感じたことを言葉にする活動を続け、2026年には初の著書である希わくばの詩の出版へとつながりました。
2-3. 好きな本は大草原の小さな家や赤毛のアン
田中希実選手が読んできた作品として紹介されているのが、大草原の小さな家シリーズや赤毛のアンです。
大草原の小さな家は、ローラ・インガルス・ワイルダーによる作品として知られ、開拓時代を生きる家族の日々が描かれています。赤毛のアンは、ルーシー・モード・モンゴメリによる作品で、主人公アンの成長を描いた物語です。
田中選手がこうした作品を読んできたことは本人を紹介するインタビューなどでも取り上げられており、読書好きという一面は近年になって突然生まれたものではなく、子どもの頃から続いていることが分かります。
2-4. 読書から文章を書くことへ広がった言葉への関心
田中希実選手と本との関係は、読むことだけにとどまりません。
自身のInstagramなどでは、競技について感じたことや考えていることを文章でも発信してきました。また、初著書の出版に際して世界文化社は、田中選手がこれまでSNSで文章を発信してきたことに加え、誰かに見せるためではなく自分自身のためにも文章を書き続けてきたことを紹介しています。
希わくばの詩では、そのように書きためていた言葉をもとに、2025年の競技生活や当時の心情がまとめられました。
幼少期の読書、作家への憧れ、自分のために文章を書く習慣、そして初著書の出版までを見ると、田中選手にとって言葉に触れることが長く続いてきたことが分かります。
2-5. InstagramやYouTubeでも自身の言葉を発信
田中希実選手は、公式Instagramでも競技活動などについて発信しています。
さらに2025年10月には、公式YouTubeチャンネルNozomi Tanaka 田中希実【公式】を開設しました。大会だけでは分からない競技活動や日々の様子を動画でも伝えています。
読書好きとして育ち、文章を書くことにも親しんできた田中選手にとって、現在は書籍だけでなくSNSや動画も自身の活動を伝える場となっています。
3. 田中希実のプロフィール|身長153cm・兵庫県出身
田中希実選手は、1999年9月4日生まれ、兵庫県出身の陸上競技選手です。1500mや5000mを中心に、800mから10000mまで幅広い距離のレースに出場してきました。
2026年9月現在は豊田自動織機女子陸上競技部に所属しています。ここでは、年齢や身長、出身地、現在の所属など、田中選手の基本プロフィールを整理します。
田中希実選手の基本プロフィール
名前:田中希実
読み方:たなか・のぞみ
英語表記:Nozomi Tanaka
生年月日:1999年9月4日
年齢:27歳(2026年9月時点)
出身:兵庫県
身長:153cm
競技:陸上競技
所属:豊田自動織機
3-1. 1999年9月4日生まれで2026年9月現在27歳
田中希実選手は1999年9月4日生まれです。2026年9月4日に27歳の誕生日を迎えています。
日本陸上競技連盟の選手プロフィールでは兵庫県出身と掲載されており、地元の小野市で育ちました。
名前の読み方はたなか・のぞみです。日本陸上競技連盟やJOCなどの公式プロフィールでは、英語表記としてNozomi Tanakaが使用されています。
3-2. 身長153cmで中長距離を専門とする陸上選手
田中希実選手の身長は153cmです。
主に1500mや5000mなどの中長距離種目で実績を重ねていますが、これまで800m、1000m、3000m、10000mなどにも出場しており、複数の距離で競技を続けています。
1500m・3000m・5000mでは日本記録を樹立しており、2026年7月にはロンドンで行われたダイヤモンドリーグの女子3000mで8分32秒29を記録しました。
なお、身長から競技能力や身体的な特徴を推測することはできないため、153cmという数値はプロフィール情報として確認するのが適切です。
3-3. 現在は豊田自動織機に所属
2026年9月現在、田中希実選手は豊田自動織機女子陸上競技部に所属しています。
田中選手と豊田自動織機との関係は今回が初めてではありません。以前にも同社に在籍していましたが、2023年3月に退社し、その後はプロアスリートとして活動していました。
そして2026年4月1日付で豊田自動織機へ再入社し、女子陸上競技部の一員として競技活動を続けています。
所属は時期によって変化する情報ですが、豊田自動織機が2026年4月1日に発表した公式情報でも、田中選手の入社と女子陸上競技部への所属が確認できます。
3-4. 公式サイト・Instagram・YouTubeでも情報を発信
田中希実選手には公式サイトがあり、大会情報や活動について確認できます。
また、前のセクションで紹介した公式Instagramに加え、2025年10月には公式YouTubeチャンネルを開設しました。
プロフィールや所属、大会成績などは日本陸上競技連盟や所属先などの公式情報を確認し、本人の活動や発信については公式サイトやSNSを見ると、情報を整理しやすくなります。
4. 田中希実の学歴|同志社大学・西脇工業高校出身
田中希実選手の学歴は、小野市立小野南中学校、兵庫県立西脇工業高等学校、同志社大学スポーツ健康科学部です。
中学・高校時代から全国大会で実績を重ね、2018年に同志社大学へ進学しました。大学では学業と競技を両立しながら、一般的な大学陸上部とは異なる環境で世界大会を目指しています。
田中希実選手の学歴
中学校:小野市立小野南中学校
高校:兵庫県立西脇工業高等学校
大学:同志社大学スポーツ健康科学部
4-1. 小野南中学校で全国中学1500m優勝
田中希実選手は、地元・兵庫県小野市の小野市立小野南中学校に進学し、本格的に陸上競技に取り組むようになりました。
幼い頃から両親と一緒に走る機会はありましたが、本人へのインタビューでは、中学校で部活動を選ぶ際に陸上部へ入ったことが本格的に競技へ取り組むきっかけだったと語られています。
中学時代には全国大会でも結果を残し、2014年の全日本中学校陸上競技選手権大会では女子1500mで優勝しました。
全国女子駅伝にも兵庫県代表として出場し、2014年と2015年には8区で区間賞を獲得しています。
小学生の頃から全国トップの陸上選手だったというわけではなく、中学校で競技に本格的に取り組みながら中長距離選手として実績を伸ばしていったことが、田中選手の学生時代を知るうえで重要なポイントです。
4-2. 西脇工業高校で全国高校駅伝に3年連続出場
中学校卒業後は、兵庫県立西脇工業高等学校へ進学しました。
西脇工業高校では全国高校駅伝に3年連続で出場し、いずれも1区を担当しています。トラック競技でも全国高校総体や国民体育大会などに出場し、中長距離選手として経験を重ねました。
高校卒業を控えた2018年1月の全国女子駅伝では兵庫県代表の1区を走り、チームの優勝に貢献しています。
なお、西脇工業高校時代の同級生には、後にプロ野球選手となった大勢投手がいます。ただし競技は異なるため、田中選手の陸上経歴とは分けて捉える必要があります。
4-3. 同志社大学スポーツ健康科学部へ進学
田中希実選手は2018年に同志社大学スポーツ健康科学部へ進学し、2022年3月に卒業しました。
同志社大学では、競技を続けながらスポーツについて学びました。大学公式サイトでも在学中にインタビューが掲載され、競技への向き合い方や大学生活について本人が語っています。
大学在学中には国内大会だけでなく国際大会にも活動の場を広げ、2018年のU20世界選手権女子3000mで優勝。2019年には世界選手権女子5000mに出場しました。
さらに2021年の東京オリンピックには大学在学中に出場し、女子1500mで決勝へ進んで8位に入賞しています。
4-4. 大学陸上部とは異なる環境から世界を目指した
田中希実選手の大学時代で特徴的なのは、一般的な大学陸上部を競技活動の中心とするのではなく、大学外の環境を拠点として競技を続けたことです。
高校卒業後は同志社大学で学びながら、クラブチームのND28ACなどを拠点に活動しました。その後、豊田自動織機TCでも競技を続けています。
大学駅伝を中心とした競技生活ではなく、1500mや5000mなどのトラック種目で国内外の大会に挑戦する道を選びました。
その大学在学中に世界選手権や東京オリンピックを経験しており、同志社大学での4年間は学業と国際大会への挑戦が重なった時期でもありました。
5. 田中希実の陸上経歴|東京五輪から2026年までの歩み
田中希実選手は、中学・高校時代の全国大会から実績を重ね、大学進学後は世界選手権やオリンピックへ活動の舞台を広げてきました。
特に大きな節目となったのが、2021年の東京オリンピックです。女子1500mで日本選手として初めて決勝へ進出し、8位に入賞しました。
その後も世界選手権やパリオリンピックに出場し、日本記録も更新。2026年には豊田自動織機へ再入社し、国内外の大会への出場を続けています。
5-1. 中学・高校時代から全国大会で実績を重ねる
田中希実選手が全国大会で存在感を示すようになったのは中学生の頃です。
2014年には全日本中学校陸上競技選手権大会の女子1500mで優勝。高校進学後も全国高校駅伝や全国高校総体、国民体育大会などに出場しました。
高校卒業後の2018年にはアジアジュニア選手権女子3000mで優勝し、同年にフィンランドで行われたU20世界選手権でも女子3000mを制しています。
学生時代から国内大会だけでなく国際大会を経験し、2019年には世界選手権ドーハ大会の女子5000mに出場しました。
5-2. 東京五輪1500mで日本人初の決勝進出・8位入賞
田中希実選手の経歴を語るうえで大きな節目となったのが、2021年に開催された東京オリンピックです。
女子1500m準決勝では3分59秒19を記録。当時の日本記録を更新するとともに、日本女子選手として初めて1500mで4分を切りました。
この結果によって同種目で日本選手初となるオリンピック決勝進出を果たします。
決勝では3分59秒95で8位。オリンピック女子1500mで日本選手として初めて入賞しました。
また、東京大会では5000mにも出場しています。複数種目に挑戦する中で、1500mで日本の女子中距離に新しい記録を残した大会となりました。
5-3. 世界選手権5000mでも8位入賞
東京オリンピック後も、田中希実選手は世界選手権への出場を重ねました。
2022年の世界選手権オレゴン大会では800m、1500m、5000mの3種目に出場しています。
2023年の世界選手権ブダペスト大会では女子5000m決勝へ進み、14分58秒99で8位に入賞しました。
世界選手権の女子5000mで日本選手が入賞するのは、1997年アテネ大会以来26年ぶりでした。
同大会の5000m予選では14分37秒98を記録し、当時の日本記録を更新。その後も5000mの記録を伸ばし、2023年9月には14分29秒18を記録しています。
5-4. パリ五輪を経て3000mでも日本記録を更新
田中希実選手は2024年のパリオリンピックにも日本代表として出場しました。
パリ大会では女子1500mと5000mに出場。東京大会に続いて2大会連続のオリンピック出場となりました。
さらに2026年7月、ロンドンで行われたダイヤモンドリーグの女子3000mで8分32秒29を記録し、日本記録を更新しました。
2026年9月時点で日本陸上競技連盟の公式プロフィールには、1500mの3分59秒19、3000mの8分32秒29、5000mの14分29秒18が日本記録として掲載されています。
5-5. 2026年に豊田自動織機へ復帰し日本選手権1500m7連覇
田中希実選手は2023年3月に豊田自動織機を退社し、その後はプロアスリートとして競技を続けていました。
そして2026年4月1日付で豊田自動織機へ再入社。女子陸上競技部の一員として新たなシーズンをスタートしました。
2026年6月の日本陸上競技選手権大会では女子1500mに出場し、4分07秒08で優勝。2020年大会から続く連覇を7に伸ばしました。
1500mだけでなく複数の距離に取り組みながら、所属環境も変化してきたことが、田中選手のこれまでの競技経歴の特徴の一つです。
5-6. アジア大会では10000m銀・1500m銅メダル
2026年9月に行われた愛知・名古屋アジア大会では、田中希実選手が複数種目に出場しました。
女子10000mでは銀メダルを獲得。さらに女子1500mでは銅メダルを獲得しています。
1500mや5000mを中心に国際大会へ出場してきた田中選手ですが、2026年のアジア大会では10000mでも表彰台に立ちました。
中学生で全国大会を制してから、U20世界選手権、世界選手権、東京・パリのオリンピックを経験し、2026年も国内外の大会に出場しています。田中選手の経歴を見ると、学生時代から現在まで中長距離の複数種目に取り組んできた歩みが分かります。
6. 田中希実の父親は田中健智|両親と陸上を始めたきっかけ
田中希実選手の父親は田中健智さんです。健智さん自身も陸上競技の経験があり、現在は田中選手を指導するコーチとして競技を支えています。
母親の田中千洋さんもランナーとして活動してきました。田中選手にとって走ることは幼い頃から身近にありましたが、最初から陸上選手になることを決めていたわけではありません。
両親とのランニングや中学校で陸上部を選んだ経験を経て、本格的に競技へ取り組むようになりました。
6-1. 父・田中健智は元実業団選手で現在はコーチ
父親の田中健智さんは、自身も陸上競技に取り組み、実業団で3000m障害などを走っていた経歴を持っています。
田中希実選手にとっては父親であると同時に、競技を支えるコーチでもあります。
ただし、幼い頃から父親が本格的な競技指導を続けていたという単純な関係ではありません。田中選手が成長し、より高いレベルを目指す過程で、父娘だけではなくコーチと選手という関係でも競技に向き合うようになりました。
父親が元陸上選手だったという経歴だけでなく、田中選手が世界大会へ挑戦する過程を長く支えてきたコーチであることが、健智さんを知るうえで重要なポイントです。
6-2. 母・田中千洋もマラソンで実績を持つランナー
母親の田中千洋さんも、長距離を中心に走ってきたランナーです。
北海道マラソンでは2度の優勝を経験するなど、市民ランナーとして大会に出場してきました。
田中希実選手は幼い頃から母親が走る姿を身近に見ており、親子でマラソン大会に参加した経験もあります。
そのため田中選手の家庭では、父親だけではなく母親にとっても走ることが身近な存在でした。
6-3. 幼少期から親子マラソンなどで走ることに親しむ
田中希実選手は、両親がランナーだった環境の中で幼い頃から走ることに触れてきました。
3歳頃から親子マラソンなどに参加していたことが本人へのインタビューで紹介されています。
一方、幼少期から周囲を圧倒するほど足が速かったわけではありません。田中選手は小学生時代について、短い距離を速く走ることよりも、一定のペースで長く走ることができたと振り返っています。
小学5年生の冬にロードレースで優勝した経験や、小学6年生の頃に海外で参加したキッズレースで優勝したことなどを通して、走ることへの手応えを感じるようになりました。
6-4. 本格的に陸上を始めたのは中学校
幼い頃から走る機会はありましたが、田中希実選手が本格的に陸上競技へ取り組み始めたのは中学校です。
小野南中学校への進学時に陸上部を選び、競技としての陸上に取り組むようになりました。
本人はインタビューで、ほかのスポーツが得意だったわけではなく、自分にできそうなものとして陸上を選んだという趣旨の話をしています。
中学時代には1500mを中心に成績を伸ばし、2014年の全日本中学校陸上競技選手権大会では女子1500mで優勝しました。
両親が陸上経験者だったことは走ることが身近になる背景の一つでしたが、田中選手自身が中学校で陸上部を選び、競技を続けながら力を伸ばしていったことも重要です。
6-5. 父親と挑んだ東京五輪1500mの4分突破
父・田中健智さんとのコーチと選手としての関係が広く知られるきっかけの一つとなったのが、2021年の東京オリンピックです。
女子1500mを前に、健智さんは準決勝で3分台を目指すという具体的な目標を田中選手に示していました。
田中選手は準決勝で3分59秒19を記録し、日本女子選手として初めて1500mで4分を突破。日本記録を更新して決勝進出を果たしました。
父親が掲げた言葉として知られているのが一志走伝です。一つの志を走りで伝えるという思いが込められた言葉で、父娘で競技に取り組む中でも大切にされてきました。
父親と娘という家族関係に加えて、目標やレースについて話し合うコーチと選手として歩んできたことが、田中希実選手と健智さんの関係を理解するポイントになります。
6-6. 兄弟について公表されている情報はある?
田中希実選手の兄弟について、本人や所属先などの公式情報から、兄弟の有無や人数を確認できる情報は公表されていません。
そのため、兄弟がいる、ひとりっ子であるといった内容を断定することはできません。
家族について広く確認できるのは、父・田中健智さんと母・田中千洋さんに関する情報です。兄弟など公表されていない家族情報については、推測せず本人が明らかにしている範囲で確認するのが適切です。
田中希実選手についてよくある質問
Q1. 田中希実の著書 希わくばの詩はどんな本ですか?
希わくばの詩は、田中希実選手が2026年3月26日に発売した初の著書です。2025年1月の全国女子駅伝から9月の東京世界陸上までの253日間に書き留めていた言葉を軸に、競技中に感じていたことや、その背景をまとめた一冊です。
Q2. 田中希実はなぜ読書好きとして知られているのですか?
田中希実選手は幼い頃から本を読むことが好きで、子どもの頃には走れる作家になりたいと考えていた時期もありました。大草原の小さな家シリーズや赤毛のアンなどを読んできたことが紹介されており、現在は自ら文章を書くことにも取り組んでいます。
Q3. 田中希実の父親・田中健智はどんな人ですか?
父・田中健智さんは元陸上選手で、実業団で3000m障害などに取り組んでいました。現在は田中希実選手のコーチを務め、父親と娘であると同時に、コーチと選手という関係で競技に取り組んでいます。
Q4. 田中希実の大学・高校・中学校はどこですか?
田中希実選手は、小野市立小野南中学校、兵庫県立西脇工業高等学校を経て、同志社大学スポーツ健康科学部を卒業しています。中学時代から全国大会で実績を残し、大学在学中には東京オリンピックにも出場しました。
Q5. 田中希実の身長・年齢・現在の所属は?
田中希実選手の身長は153cmです。1999年9月4日生まれで、2026年9月現在は27歳。2026年4月に豊田自動織機へ再入社し、女子陸上競技部に所属しています。
短距離、長距離、駅伝、ハードル、跳躍、競歩、やり投げなど、種目別に女子陸上選手を探せます。
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