肩甲骨の挙上運動で肩周りをリフレッシュ!正しい肩上げのやり方とコツを理学療法士が解説

理学療法士監修:体幹、肩甲帯を鍛えて、きれいな姿勢を保つ自主トレイラスト素材。椅子に座って両肩を挙げる肩甲骨挙上の自主トレイラスト。僧帽筋上部に刺激が入り、肩こり予防やセルフストレッチに使いやすい白背景の商用利用可能なフリー画像
肩甲骨の挙上運動で肩周りをリフレッシュ!正しい肩上げのやり方とコツを理学療法士が解説

肩甲骨の挙上運動で肩周りをリフレッシュ!正しい肩上げのやり方とコツを理学療法士が解説

こんな悩みはありませんか?

  • デスクワークが続くと肩や首が重だるい
  • パソコン作業に集中すると、つい猫背になってしまう
  • 隙間時間で手軽にできるリフレッシュ方法を知りたい

そんな時におすすめなのが、肩甲骨を上下に動かす「挙上(きょじょう)運動」です。椅子に座ったまま、特別な準備なしですぐに実践できる非常にシンプルなセルフケアです。

肩甲骨の挙上運動は、両肩をすくめるように引き上げることで、首から肩にかけての筋肉を意識的に動かすエクササイズです。 「固まった筋肉を一度縮めて、一気に緩める」ことで、肩周りの血流を促し、緊張をリセットするきっかけを作ります。

【専門職のアドバイス】
理学療法士の視点では、肩こりを感じる方の多くが肩周りの筋肉を「動かさなすぎている」傾向にあります。この運動は、筋肉のポンプ作用を促すとともに、肩甲骨の正しい位置を意識する練習にもなります。

目次

① 肩甲骨を支える「僧帽筋(そうぼうきん)」を意識する

この運動の主なターゲットは、首の付け根から背中にかけて広がる大きな筋肉「僧帽筋(特によ上部)」です。

僧帽筋上部の役割とこわばりの原因

僧帽筋上部は、重い腕や頭を支えるために常に働いています。特に、長時間のスマートフォン操作やデスクワークで頭が前に出た姿勢(ストレートネック気味の姿勢)になると、この筋肉には過度な負担がかかり続け、こわばりの原因となります。

挙上運動でこの筋肉を積極的に「縮めて・緩める」ことで、以下のようなメリットが期待できます。

  • 緊張の緩和:ガチガチに固まった筋肉のポンプ作用を促す。
  • 姿勢の意識付け:肩甲骨を動かすことで、丸まった背中をリセットしやすくなる。
  • リフレッシュ効果:仕事の合間に脳と体のスイッチを切り替える。

② 理学療法士直伝!肩上げ運動の正しい手順

  1. 基本姿勢:椅子に深く座り、背筋を軽く伸ばします。足の裏はしっかり床につけます。
  2. 挙上:鼻から息を吸いながら、両肩を耳に近づけるように、ギュ〜ッとゆっくり持ち上げます。
  3. キープ:一番高い位置で3〜5秒間、心地よい緊張感を感じながら静止します。
  4. 脱力:口から息を吐きながら、ストンと一気に肩の力を抜いて下ろします。

ポイント:下ろした瞬間に、肩がじわ〜っと温かくなる感覚や、重みが抜ける感覚を味わいましょう。

③ 初心者の回数目安とコツ

回数よりも「脱力の質」を重視しましょう。

  • 目安:10回 × 2〜3セット(仕事の合間や休憩時間に)
  • ステップアップ:慣れてきたら、キープ時間を5秒以上に延ばし、より「緊張と緩和」の差を意識してみましょう。

④ ここに注意!よくあるNGパターン

首を痛めないために、以下の点を確認してください。

  • 首を前に突き出す:肩を上げる時に頭が前に出ると、首の後ろに負担がかかります。頭の位置は変えないようにしましょう。
  • 呼吸を止める:血圧が上がりやすくなるため、常にゆったりとした呼吸を続けます。
  • 無理に大きく動かす:痛みがある場合は、動かす範囲を小さくするか、運動を控えてください。

⑤ あわせて行いたい肩甲骨ケア

肩甲骨を「上げる」だけでなく、「寄せる」動きを加えるとさらに姿勢が整います。

  • 肩甲骨内転運動:左右の肩甲骨を寄せて、胸を開く。
  • プランク:体幹を安定させ、肩に無駄な力が入らない土台を作る。

⑥ 安全に行うための注意点

首や肩に鋭い痛みがある場合や、動かすことで痛みが増す場合は、無理に行わず中止してください。
※本記事は一般的な健康維持・リフレッシュを目的としたセルフケア紹介です。四十肩・五十肩や頸椎疾患の疑いがある方は、専門医の診断を受けてください。

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隙間時間の「1分肩上げ」を習慣に

肩甲骨の挙上運動は、場所を選ばずいつでもできる最強の時短ケアです。「肩が重いな」と感じる前に、こまめに行うのがコツです。肩の力を抜く感覚を身につけて、スッキリとした毎日を過ごしましょう。

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