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プランク(フロントブリッジ)の効果と正しいやり方|体幹を鍛える自主トレーニング

プランク(フロントブリッジ)の効果と正しいやり方|体幹を鍛える自主トレーニング

プランク(フロントブリッジ)の効果と正しいやり方

プランク(フロントブリッジ)は、前腕支持の姿勢で体を一直線に保つことで、 体幹を中心に全身を安定させる自主トレーニングです。 特別な器具を必要とせず、自宅で安全に行えるため、 筋力トレーニングだけでなく、姿勢改善やコンディショニング目的でも広く活用されています。 動きが少ない運動でありながら、身体を支える力を効率的に高められる点が特徴です。

① プランクで鍛えられるメインの筋肉

プランクの主なターゲットは腹筋群(腹直筋・腹斜筋・腹横筋)です。 これらの筋肉は体幹の安定性を担い、姿勢保持や動作時のブレを抑える役割があります。 体幹が安定することで、立位姿勢や歩行動作が安定し、 腰や股関節への負担軽減にもつながります。またインナーマッスルである腹横筋はコルセットと同じ役割がある筋肉のため、腰痛予防にもつながります。

② プランクの正しい運動方法

  1. 床にうつ伏せになり、肘を肩の真下につく
  2. 前腕とつま先で体を支える
  3. 頭からかかとまでが一直線になるよう意識する
  4. 腹部に力を入れ、腰が反らないよう姿勢をキープする
  5. 呼吸を止めず、自然な呼吸を続ける

姿勢を保つ際は、腰を反らせたり、お尻を持ち上げすぎたりしないことが重要です。 腹部を軽く引き締め、体幹全体で身体を支える意識を持ちましょう。 動作中は呼吸を止めず、安定した姿勢を維持することが効果を高めるポイントです。

③ 回数とセット数の目安

【筋力向上・ボディメイク向け】

正しい姿勢を保ったまま30〜60秒キープします。 1回を1セットとし、慣れてきた方は3セット行うと効果的です。 体幹にしっかりと負荷がかかり、腹筋群の筋力向上や引き締め効果が期待できます。

【体力・持久力向上・健康維持向け】

無理のない時間で姿勢をキープします。 10〜20秒を1セットとし、休憩を挟みながら3〜5セット行います。 短時間でも正しいフォームを意識することで、体幹の安定性向上に効果があります。

④ 他に効果が期待できる部位

プランクでは腹筋群に加え、脊柱起立筋、殿筋群、肩周囲の筋肉も協調して働きます。 全身を支える運動であるため、体幹と四肢の連動性が高まり、 姿勢保持能力やバランス能力の向上も期待できます。

⑤ 禁忌・注意点

腰痛が強い場合や、肩・肘に痛みがある場合は無理に行わないようにしてください。 腰が反った状態での実施は、腰椎への負担が大きくなります。 違和感や痛みが出た場合は中止し、必要に応じて専門家に相談しましょう。

⑥ 鍛えることで得られる効果と姿勢への影響

体幹を鍛えることで、骨盤や背骨の安定性が高まり、 猫背や反り腰などの姿勢不良を予防しやすくなります。 プランクは見た目の筋力アップだけでなく、 日常生活動作を支える「姿勢保持力」を高めるための基礎トレーニングとして非常に有効です。