プランクの正しいやり方と秒数は?体幹を鍛えて姿勢を整えるコツを理学療法士が解説
こんなお悩みはありませんか?
- 鏡を見ると姿勢の悪さが気になる
- お腹まわりをスッキリ引き締めたい
- デスクワークが続くと腰が重だるい
そんな方におすすめなのが、体幹トレーニングの王道「プランク(フロントブリッジ)」です。
短時間で効率よくお腹周りの深層筋を意識できる、非常にシンプルなトレーニングです。
プランクは、前腕とつま先だけで体を支え、板(Plank)のように真っ直ぐに保つ運動です。 派手な動きはありませんが、「重力に負けない体」を作るための基礎的な力が養われます。場所を選ばず、器具も不要なため、忙しい方のセルフケアに最適です。
【専門職のアドバイス】
理学療法士の視点では、プランクは「長く耐えること」よりも「正しい形でキープすること」に価値があります。間違ったフォームは腰への負担を強めてしまうため、安全なやり方をマスターしましょう。
① プランクで意識する「天然のコルセット」
プランクの主なターゲットは、お腹を支える腹筋群(腹直筋・腹斜筋・腹横筋)です。
腹横筋(ふくおうきん)へのアプローチ
特に注目したいのが、お腹の最も深いところにある「腹横筋」です。お腹をぐるっと包み込むような形をしており、まさに「天然のコルセット」として背骨を内側から安定させてくれます。
この筋肉がしっかり働くようになると、以下のようなメリットが期待できます。
- 姿勢の安定:立っている時や座っている時の姿勢維持が楽になる
- 動作の効率化:体幹が安定し、手足の動きがスムーズになる
- 負担の軽減:日常生活で腰にかかる負担を分散しやすくなる
→ 足上げ腹筋のやり方はこちら(お腹の引き締めをさらに加速させたい方へ)
② 理学療法士が教える!正しいプランクのやり方
- セットアップ:うつ伏せになり、両肘を肩の真下につきます。
- リフトアップ:前腕とつま先で体を持ち上げます。
- ラインの意識:頭の先からかかとまでが「一直線の板」になるイメージを持ちます。
- 腹圧を高める:お腹を軽く凹ませるように力を入れ、お尻が上がったり下がったりしないよう保ちます。
- 呼吸:呼吸を止めると血圧が上がりやすいため、自然な呼吸を続けましょう。
③ 【初心者向け】時間とセット数の目安
「プランク=長時間耐える」というイメージがあるかもしれませんが、まずは短時間で質を高めましょう。
- 初心者:10秒〜20秒 × 3セット
- ステップアップ:30秒〜60秒 × 3セット
プルプルと震えてフォームが崩れてきたら、それがその日の限界サインです。無理をせず、一度膝をついて休みましょう。
④ 注意したいNGフォーム
以下の状態は体幹がうまく使えておらず、他の部位を痛める原因になります。
- 腰が反っている:お腹の力が抜けると腰を痛める原因になります。
- お尻が上がりすぎている:体幹への負荷が逃げてしまい、効果が薄れます。
- 顔が上がっている:首に余計な力が入りやすいため、視線は斜め前の床に向けましょう。
⑤ あわせて行いたいトレーニング
プランクで体幹の「キープ力(静的な安定性)」を高めたら、手足を動かす「動的なトレーニング」を組み合わせるのが理想的です。
⑥ 安全に行うための注意点
肩や手首、腰に強い痛みがある場合は、無理に行わず中止してください。
※本記事は一般的な健康増進のための運動紹介です。特定の症状(腰痛・ヘルニアなど)がある場合は、必ず医師や専門家の指示に従ってください。
正しいフォームを視覚的に確認したい方はこちら
プランク(イラスト解説)を見る
さらに姿勢を整えたい方へ:
体幹がしっかりしても、足元が不安定だともったいない!歩行時の姿勢をより美しくするために、足首のケアもセットで行いましょう。
1日1分からの体幹習慣
プランクは非常に効率的なトレーニングですが、1日だけ長くやるよりも、毎日少しずつ継続するほうが体は変わりやすいです。健やかな姿勢と疲れにくい体を目指して、今日から1セット取り入れてみませんか?
▶ 体幹トレーニングをもっと知りたい方へ
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